豆乳の種類とダイエット効果
このところ、豆乳ダイエットが世間の関心を集めています。
いろいろな雑誌や通信販売で紹介されていますが、どういう手順で行うダイエットなのでしょう?
まず豆乳とは、ゆで大豆をすりつぶして絞った汁のことで、この豆乳ににがりを混ぜると固まって豆腐になります。
広く知られているように、豆乳はノーコレステロールでたんぱく質を多く含む健康食材ですので、ダイエットをする際に助けとなります。店頭で販売されている豆乳は3種類ほどあります。大豆の味そのまま、大豆の絞り汁そのものが無調整豆乳です。
一方、調整豆乳は工場で甘味料・香料・植物油などを加えて味が調えられています。無調整豆乳の半分程度の濃さの豆乳飲料には、抹茶やコーヒー、果汁などが配合されています。
体重を減らすために豆乳を飲む時は、糖分の少ない豆乳がおすすめです。豆乳に含まれる大豆たんぱく質が体内で分解され変化したものを大豆ペプチドといいます。腸に入った大豆ペプチドは腸管の神経に影響を与える働きがあります。豆乳を飲むと交感神経が優位になり血流が増えて基礎代謝が高まりますので、ダイエットに非常に効果的なのです。
豆乳には大豆サポニンという成分が含まれており、余分な皮脂や糖質の吸収スピードを遅らせてくれるとともに、すい臓から分泌される脂肪消化酵素に働きかけ腸内で脂肪を抑制する効果もあるのです。
体に負担の少なく健康的なダイエットを続けていきたい人にとって、ダイエットに効果的な豆乳を積極的に取り入れることはきっといい結果をもたらします。
豆乳ダイエットの具体的な方法
ダイエットに豆乳を用いる時は、食事の前に豆乳を飲んでおくという手軽な方法で十分です。
豆乳ダイエットで豆乳を飲むに適したタイミングは、適度な満腹感と、腸に先回りした豆乳が腸内環境を整えることを期待して、食事30分前くらいが目安になります。
ダイエットとして飲む豆乳は成分無調整の豆乳を選んでください。大豆の栄養素そのものがダイエットに役立ちます。食事制限をしたくない人や空腹に耐えられない人でも、食事前に豆乳を飲むだけでダイエットができる豆乳ダイエットならば気軽にチャレンジできるのではないでしょうか。冬場には暖かい豆乳を飲んでもいいですし、冷たいまま豆乳を飲むのも簡単です。
また、バナナと一緒にミキサーにかけ、好みでレモン汁などを加えると美味しい豆乳バナナになります。豆乳バナナはトッピングにも凝ることができます。その日の気分に合わせてココアや野菜ジュースと混ぜてもいいでしょう。すりごまやきなことも相性がいいようです。
豆乳バナナを作る時、ゆでた小松菜やにんじんを足すことで栄養価倍増の豆乳野菜ジュースにもなります。野菜の栄養はダイエット時は特に欠乏しがちなので、できるだけ摂取しましょう。
豆乳ジュースに飽きてしまったら温かい紅茶に豆乳を入れて飲むのも良いでしょう。豆乳をレンジで少し温めてからすりおろしたしょうがと一緒に紅茶に加えて飲みます。身体も温まり新陳代謝が良くなるのでダイエットにぴったりです。
豆乳の飲み方は様々なものがあり、アレンジの方法も実にたくさんあります。豆乳ダイエットを長く続けるためにも、インターネットや書籍などで豆乳ドリンクのバリエーションを広げてみましょう。
豆乳の栄養素とダイエット効果
豆乳のダイエットに効果がある栄養素にはどんな成分が含まれているのでしょうか。
大豆から豆乳が作られることはよく知られています。大豆は畑のお肉と呼ばれるほど栄養が豊かで、大豆タンパクや大豆イソフラボン、サボニン、レシチンの四大成分だけでなく、カリウムやビタミンEなどを含有しています。
中でも生理不順の改善や更年期障害、骨粗鬆症を予防する効果があるといわれる大豆イソフラボンは、大豆の栄養素を語る上で欠かせない存在といえるでしょう。
次に、ダイエットという目的に基づいた時、各成分の役割について考えてみます。
豆乳は満腹感のある飲み物です。これは、大豆イソフラボンが満腹中枢に作用するためです。大豆ペプチドは基礎代謝を高めるので運動をせずに脂肪を燃焼することができます。大豆サポニンは、体内に入った余計な糖分や脂肪分を吸収しにくくする効果があります。腸内の環境を整え、栄養吸収を抑える効果があるといわれているのです。
豆乳に豊富に含まれる大豆タンパクもダイエットに効果があり、代謝をアップさせて脂肪を燃やしてくれます。血液中の余分なコレステロールを排除し、そして血中脂質を低下させてくれるという働きも期待できます。大豆タンパクは、さらに体脂肪の蓄積を抑える働きもあります。
豆乳にはオリゴ糖も含まれますが、オリゴ糖は腸内環境を改善し便秘解消効果もあります。
豆乳は様々な栄養成分がバランスよく含有されているだけでなく、それら一つ一つの成分がダイエットに効果があるのです。
ダイエット時のカロリーコントロールは、どうしても栄養素が偏りがちになります。豆乳は心強い味方になるでしょう。