旅行の効能
生まれ育った文化、自然と違うところに暮らしていると、今住んでいるところが「自分の居所」だという気分を持ちにくいです。
でも、ちょっと余裕が出てきたら、旅行に出てみると、帰ってきたときに「ここが自分の家なんだ」という実感が強まります。帰ってきたとき、「やっぱりウチが一番だなー」と思えるのが、旅行のいいところです。どんなに設備のいいホテルでも、仮の宿なので、気分的に「家」にはかなわない部分があると思います。
住み始めたときは今の場所も旅行先みたいなもので、右も左も分からなかったのが、スーパーや駅の場所、バスの経路、近所の犬など、色んなことを知っていて、ずいぶんなじんだんだなと、今までの自分の頑張りが実感できるんじゃないでしょうか。
あと、ずっと同じ生活をしていると煮詰まってしまっていたのが、旅行で気分転換をしたら気楽に考えられるようになることもよくあります。
さらに、たとえば英国に住んでいる場合、フランスへ旅行に行って、帰ってきたときには、英語が通じると思ってホッとします。思うようには話せなくても、全然分からない言葉よりはだいぶましだという安心感があります。